営業の方に言われた言葉
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常駐先の営業さんに今のプロジェクトの後の案件が決まっていないのでそれもあってこんこんと、ややきつめに諭されました。
調べればわかること(プログラミング)は何かを生み出しているわけではない。
ちょっとこれは分かる気持ち半分、いやいや、と思う気持ち半分でした。自分のことをエンジニアとはっきり割り切るなら聞き流せばいいけど、自分が動いて仕事を作り出していきたいならちょっとしっかり受け止めないといけないなと思わされた。
あなたのことを知らない人のところに行って、その場で仕事を任せたいと思えるのか?知らないお客さんのところに、どんな会社かもわからないようなところのおじさんが来て、仕事お願いしたいと思う?普通は大きい会社の若い人にお願いするよ。頼む方から考えてみて。
私が仕事を取って来れるのは、相手に付加価値を提供しているから。普通なら、要件を詰めてからSIerに発注するけど、私がその役割を果たしているから私に相談する。あなたはどんな付加価値を提供している?
初対面でそう思わせるような付加価値を提供しないと。あなたは今日の打ち合わせで輝いてた?
これもたしかにそう。開発会社なんていくつもあるけど、その中で自分たちに頼みたいと思ってもらえるにはどうしたらいいか。何かしらかの付加価値がないと選んでもらえない。そして、仕事のとれるエンジニアになるには打ち合わせでもお客さんにお願いしたいと思ってもらえるようにならないと。
夢を追うなら他人のふんどしで相撲を取るな。夢のためなら他人に乗っかるな。今の動きは行き当たりばったりにしか見えない。
今日言われたことでこれが一番きつかった。海外プロジェクトの話が来るまで待ち、それまでは国内案件でつなぐと言うのが会社のスタンス。9月末の派遣法の改正前に海外案件が始まるんじゃないかと思ってて、それまでの間の予定だったけど、海外案件はいつになっても出てこず、それに派遣法の改正や案件の谷間がかぶって、次の案件がなくなってしまった。少し先にまた海外案件があるんじゃないかと思ってるけど、自分たちで動きを作っているわけじゃない。そう、自分でコントロールできない部分が多すぎる。夢を追うなら自分でコントロールできる部分に働きかけないといけない。
あと10年したらあなたは50歳になっちゃうよ。今のままの仕事を続けられるの?SE、コーディングは50歳以降になると依頼されなくなっちゃうよ。今いいなという仕事をやっていると、将来やりたい仕事が出来ないよ。将来と今はつながっているけど、今の延長のままでは将来やりたいことにつながらないよ。
これもきつかった。たしかに、今のままじゃ将来なりたいものにはなれない。将来を軸に今を考えないといけないんだと思う。チャンスを待っていったん望むような案件に入れても、それが続けられるようにするにはどうしたらいいか。
本当にきつい。
でも、ありがたい。
2018/09/09追記
ソフトウェアエンジニアとして取り得る対策はこんなかんじかなぁ。
8月後半気になったツイート
作るもの・作ったものの設計をドキュメント化するときには、「なぜそうするか」「なぜこうはしないか」の理由と問題の背景、それを補助する実験・実測値が一番大事で、設計そのものの詳細を微に入り細に入り記述しておいてもドキュメントとして大して価値がない…、というのは定期的に言っていきたい
— Dai MIKURUBE (@dmikurube) 2018年8月31日
「研究開発で成果が出ない原因は、技術的な作法に則って思考を言語化できていないから」という内容を簡単にまとめてみました!
— 藤田肇☘️研究開発で成果を上げる方法を書きます (@fujitahajime) 2018年8月31日
意外と知られていないのですが、たくさんのエンジニア・研究者に接した経験から黄金フォーマットを使うのが鉄板です。 pic.twitter.com/UAfR7bSU6R
ソフトウェア開発入門の記事が書けました!書くの時間かかった…
— はやぶさ (@Cpp_Learning) 2018年8月31日
『物体追跡カメラ開発』を題材に以下のことが一通り学べます
・開発プロセス
・設計
・実装
ソフトウェア開発について学びたい!という多くの人に読んでもらいたいので、RTお願いします!https://t.co/b0yhMEILKe
凄く分かりやすいステキな回答。AIに仕事を奪われるとか心配する前に、日本の教育はこういうところを変えていくこと考えた方が良いような気がする / “帰国子女の娘がクラスで浮いた存在に… 鴻上尚史が答えた戦略とは? (1/7) 〈d…” https://t.co/wa1DMhllLt
— からあげ (@karaage0703) August 23, 2018
モダンなJava開発ガイド (2018年版) https://t.co/4ypoDSSiuv
— 水島宏太(ですます調) (@kmizu) August 25, 2018
Kotlinに関しては、こういうアドバイスをしなけりゃいけない環境で使うのがいいのだろうか、ちょっと疑問がある(Scalaにも言えるけど、Javaを既にこういう風に運用してるとこじゃないとKotlin導入うまくいかないような気がしている)。
これが英語学習の王道だと思う。私はTOEICのリスニングが満点なのだが、SEX AND THE CITYを英語字幕で繰り返し見ていたことが要因だったと思う。今なら「SUITS」をお勧めするんだけど、難しいようなら「BREADING BAD」でもOK。繰り返し見るのが重要なので、繰り返し見られるコンテンツ選びも同様に重要 https://t.co/YtvJ3qUyuE
— Yu Fujisawa (@venturemar) August 24, 2018
「アウトプットは毎日少しずつでもやる」など、第二言語習得の理論に基づいた勉強法をまとめた記事です。スポーツと同じで、最初にセオリー理解するの大事なんですよね。習得の速度全然違うので。 https://t.co/8ky5SI6cRO
— とくさん (@nori76) August 28, 2018
河合隼雄は日本を「母性」社会だと論じたけど、ここにまとめたように、確かに日本人は男女問わず、仕事の上司や組織に自分を包み込む「母性」を求めがちだな、とは他国と比較して思う。ここでは「べき論」は意味なくて、それを前提にどう組織設計するかが大事かなと。https://t.co/XVzUnqztiF
— とくさん (@nori76) August 27, 2018
7月中旬からPythonと機械学習でいろんなものに手をだしてきたけど、一番お金が節約できて近道ができる勉強方法は以下の通り。
— edash (@edash18) August 27,2018
1⃣Progateで基本を抑える
2⃣松尾研の資料を練習問題含め全部コードにする
3⃣Kaggleで興味のある問題のKernelsを写経
競技プログラミングとか、html&CSS遠回りしすぎた。
めちゃ良い資料
— ばんくし (@vaaaaanquish) August 19, 2018
社会人向け講座「データ分析者養成コース」
機械学習技術とその数理基盤 https://t.co/8Dvf2Xr8KO
後輩SEとの勉強会(2018/08/25)
今回の情報共有。
ディレクトリサービスとは
ドメイン参加したPCでサーバにアクセスしたらフォルダが開けなかった。グループに入ってなかったとか言われて、その設定をした後はログイン出来た。これってどういうことですか?
ディレクトリサービスへの理解が必要です。ディレクトリサービスとはユーザーの認証、サーバーへの権限を管理する機能。パソコン1台だと特に必要ないけど、コンピュータが増えてくると、特定の場所でファイルを管理したり、ユーザーを部門などのグループ単位で分けて管理したくなる。この機能を提供するのがディレクトリサービス。ユーザーについては名前、ID、メールアドレス、パスワードなど色々な情報を管理できる。また複数のユーザーをまとめたグループがある。また、コンピュータも同様に管理される。
コンピュータのフォルダとグループの組み合わせでお望みの管理ができる。
このディレクトリサービスにはMicrosoftのActive DirectoryとApacheのApache Directoryがある。
Welcome to Apache Directory — Apache Directory
このディレクトリサービスは人事システムとデータ連携をしたりする。夜間バッチとか。
シングルサインオンについて
このディレクトリサービスにちょっと関係するのが、シングルサインオン。シングルサインオンとは企業内では運用されている複数の業務システムに同じアカウントでログイン出来るようにする機能のこと。会社のニーズとしては、パスワードの適正運用やユーザーの利便性の向上のために導入する。Active Directory+Windowサーバーであれば、パソコンに1度ログインすればそのまま各業務システムにログインできる。Active Directory以外でもシングルサインオンは可能。構成によってエージェント型、プロキシ型などと呼ばれる。エージェント型は、業務システムに対して認証した結果を返す。プロキシ型はユーザーのPCと業務システムとの間に入って、ユーザーに代わって各業務システムにログインする。詳しくはこのサイトに。
プロキシについて
このプロキシという言葉は元々英語の代理という意味。代理戦争はproxy war とか言う。企業などで、パソコンを使い始めるときにプロキシの設定を、、、と言われる時のあれ。これは、インターネットへの接続を中継する機能。これがあると、ユーザーがどこに繋いでいるか確認できたり、変なサイトに繋ぐのを防いだりすることができる。
テストについて
後輩の知り合いが仕事で使っているツールについて。その彼は仕事としてサイトのテストをしているんだとか。テストで使うツールというのがOWASP ZAPというツール。これのツールはクライアントとサーバの間でプロキシとして動く。クライアントで一通り操作すると、経由しているOWASP ZAPにURLやクエリストリング、リクエストボディなどをトレースして、その情報を元に色々なリクエストを投げて脆弱性を探すとのこと。ちなみに、EasyBuggyという脆弱性を勉強できる、穴だらけのWebアプリを使うとOWASP ZAPの力を把握できます。
そういえば、サーバーのテストツール、監視ツールもあるね。
Apache JMeter - Apache JMeter™
サーバーを監視するツールとして、Zabbix
Blenderについて
3D動画、画像作成ソフト。これは最近はやってて、美大卒の人が使ってたりするらしい。ベクター画像を作れる。ただちょっと手間がかかる。手書きのラフスケッチを取り込んでそれをトレースする。そして、ちょっと回転して、ポリゴンの頂点を置いていく。ツールになれるのが時間がかかるみたい。
そういえばUnityのAssetですごいのが流れてた。こんなのが使えたらもうこれだけで作品。
クロスプラットフォームフレームワーク
少し調べているのが、デスクトップアプリ開発フレームワークのElectron。Javascript+HTML5で作って、Mac、Windowsのデスクトップアプリとしてビルドできるらしい。これでJavascriptのライブラリを使ったデスクトップアプリを作れるかなと。
『エンジニアリング組織論への招待』 部分最適化とその解消方法、またはシステム思考について
先日読み終わった『エンジニアリング組織論への招待』だが、めくるごとに納得することがある。
今日は、意見の対立の解消方法について書かれた部分を紹介する。たぶん本書を読んでもらった方が分かりやすいが、読んだことない人への紹介をこめて。
例えば、短期間の売上アップの施策Aと、顧客満足をあげる施策Bがある。ありがちなのは営業の人がAを主張し、UX担当の人がBを主張する。そして、両方やるお金はない。ここでは、「売り上げのため」、「ユーザーのため」という意見が交わることなく議論が物別れに終わる。
そこで筆者は同じモノサシで測れるような視点を持ち込むことを提案する。ここでは長期的な売り上げの推移を基準にして、AとCのどちらが有効であるか売上予測から判断できるようになり、その結果、どちらを選ぶべきか合意することができる。
ここで、筆者が重視しているのが、要素に分解するだけでは見えない物事の流れがある。道路が混むからバイパスを作ったらそこに入ろうとする車のせいで余計に混むとか、売り上げをあげようと少ない人数で営業を頑張ったらフォローがおろそかになり、苦労の割りに売り上げが上がらなかったとか。
そういう想定外の結果を理解するための枠組みとしてシステム思考がある。この動画とかが分かりやすいのかも。自分には上手く使えないから自分と環境の違う人に図を描きながら話を聞いてもらうといいのかも。ちょっとやってみよう。
遺産の整理は親戚、友人への優しさなんだろうなと思った。
先日叔母が亡くなった。
子どもがなく、叔母の夫はずいぶん前に亡くなった。私の父もすでに亡くなっており、もろもろの手続きは義理の妹である母が行った。
しばらく施設に入っていたため、葬式もなく読経だけして、密葬となった。
亡くなった後、不動産と財産を残していたことが分かった。生前、それについては向こうの親族と話をしておらず、向こうの親族も不動産は相続したくないとのこと。まだ話はまとまってないけど、たぶん皆相続放棄することになりそう。
叔母が体調を崩したときに近くに住んでいた人や遠縁の親戚など色々とお世話になったが、相続人の私たちが相続放棄することになりそうなため、叔母の遺産からお礼をしようと思っていたのが何も出来ないと気に病んでいた。
そして、一度遊びに行ったことのあるあの土地は誰のものでもなくなって朽ちていくかと思うと何とも言えない気持ちになった。
下世話な話になるが、お願いできる人がいれば生命保険で死亡時300万円とかかけておいて、後のことを託す。不動産がある場合は、体調を崩したタイミングで処分を考えるのが良いんだろう。でも、独身で老後を迎えた場合、友人や親せきに迷惑をかけずにきれいさっぱり死ぬことはできるんだろうか。
老害おっさんになりたくないから貪欲になろう
Twitterでオッサンについてのツイートを見かけて、堪えた。 もうすぐ不惑ですが大分惑いました。
なぜネガティブなオッサンは周囲や社会から無視され、やらかすのかなぁと。身近な例で言うとこんな感じかなと:
— 森のぐまさん (@uupaa) 2018年6月27日
"辛い辛い"と繰り返すだけで自ら改善しようとしない人には「自分でなんとかするしかないよ」とつい正論を言いたくなりますが、
他人から正論を言われて行動を改善できる人はごく稀で(続く
オッサンは助言を聞き入れず、変化を嫌い、不機嫌。つまり、ここ数日の自分でした。なんでこうなっちゃったんだろ。この数日感じてたこととしては、言い方が嫌、承認欲求が満たされてない、経験の多い自分の方が正しいに違いない、自分がこんな苦しいのに、そして眠い。
ツイート読んでここ数日の自分の言動が嫌になって、そのままオッサンになりたくないから、以下のように考えてみる。
まずは、あるべき論に凝り固まった考えをほぐすために、10人チャレンジ。
「相手はこうするべきだ、何で分からないのか」と思った時に、自分含めてパッと思いつく身近な10人がみんながみんな、そうするだろうか考えてみる。この時点でむしろ自分の方がけっこう鈍感で、気遣いできないよなぁと思えてきた。それに、身近な人も普通あんまり気遣いしないな。これで応急処置完了。
次に、直接のきっかけを脇に置いて、感情の高ぶりを分析して、解消策を考える。たとえば、不公平だ、自分が正しいはずだなどと感じるのはなぜか。不公平というのは、自分が何かを我慢していて、他の人も我慢すべきだという感情から来る。我慢をしているなら、それをやめることをまず考える。仕事なら自分が選んだ結果だし、嫌ならやめることも出来る。自分が正しいはずというのは自分の方が物事をよく分かっているという思いから来る。これは、自分の経験がすべてのケースを説明できるという偏った思い込みに起因する。これで根治できるのではないか。
思うに、老害おっさんになるのは、経験が一定の思考パターンを強化してきた結果で、おっさんには残された選択肢が少なく代替案をとるのがなかなか難しく感じる。さらに、おっさんは若さもなく、自分の限界も見えてきている。だから、経験に培われた、というか経験から学習した知恵っぽいものによりがちだ。
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でもそうやって、考えを強化するばかりなのはもったいないし、新しい世界が開けるかもと思うとちょっと欲が出てくる。色んなものや人の考えに触れたいし、楽しく過ごしたい。だから色々と貪欲になってみようと思う。
あ、だから、旅行っていいのかも。自分が部外者で知らないことばかり、学習者としての自分を強く意識して、考え方を再整理する。それが旅行の一番の効能なのじゃないか。この写真の色合いは観光客だからこそ撮れる気がする。なんか日本人の撮る日本の写真ではない。見慣れた景色がこんな感じで違って見えてくるのが脱老害おっさんの第一歩で、楽しい生活への第一歩なのかも。