かざいむ日誌

IT関係で知ったことなどを記事としてあげていきます。内容に不備や質問などあればぜひコメントをよせてください。

「日本経済新聞(夕刊)」 2012/05/02 松岡正剛

日経のせーごーさんのインタビューで面白い話が3つ

あったのでスクラップ代わりに引用する。

「リラックスして読書をするよりも、忙しい時、悲しい時、疲れている時、すべてにチャンスがあるんです。」

この話は、かなり重要な話かもしれない。
疲れている時は本を読みたくなくなるのが普通だが、

疲れているからこそ、と思って読むことができれば、
普段より理解が遅い、というのと違う気づきがあるかもしれない。 
 
「本をノートにするのも極意の一つで、本に直接書き込むのがお勧めです。そもそも本は、著者がそこに最初に書き込んだノートなんですよ。だから読者もそこにマーキングしながらどんどん書き込んでいけばいい。読書とは、書いてあることと自分が感じることが「まざる」ということ、相互編集ということなんです。」

これも、言われて納得という感じ。
自分でも本に書き込みをする性質なのだがうまく表現されたなと思った。 
共同編集であれば、読んで書き込めば書き込むほど自分の考えが出てくるの
かもしれない。
 
「本にかかわる、あらゆる人・事・物をつなぎ、動かす仕組みとして「ブックウェア」という新概念を提唱し」ている。
これは初耳。ちょっと読んでみた感じだと、本と人が出会うインタフェースなど、
本との関わりを身体論的にとらえる概念らしい。
http://www.matsumaru-hompo.jp/bookgift/01/