かざいむ日誌

IT関係で知ったことなどを記事としてあげていきます。内容に不備や質問などあればぜひコメントをよせてください。

文書管理、システム、組織

今日職場の情報整理を考えたときに前に読んだブログ投稿を思い出した。

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プロジェクト内で情報をどう流通させるかについての過去の経験についてで、とてもシステマチックに情報を流通させていたそう。書類を受け取ったらIDを振って、誰が見るべきか、誰が何をすべきかを記載して、回覧する。

これとは対照的に過去に文書管理システムの開発に少し携わったことがある。ワークフローと文書の共有の機能を持ったシステムで、リリース後はファイルがどんどん共有されて大変だったというような話を風の便りで聞いた。これはシステムとしては成功だけど、業務としてはもっとやりようがあったのかもしれないと思う。

最近は情報はオープンにすべきというのをよく聞くが、上の話を考えると、やはりそもそもどんな情報をどう流通させるべきか考えた方が良いのだと思う。GmailGoogle Photoとかはメタ情報で時系列に並べたり、全文検索できたりするけど、何か情報を意図的に整理する必要があるのだと思う。

全部の情報を共有するのは理想だけど、文脈とかを共有しているわけではないので、やはり誰かが意図的に情報を整理して、方向づけする必要があるのだと思う。プログラマとかの情報の共有は同じ職種だからできるのかもしれない。だから、組織はヒエラルキーが基礎だという考えもなんか分かる気がする。

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