かざいむ日誌

IT関係で知ったことなどを記事としてあげていきます。内容に不備や質問などあればぜひコメントをよせてください。

理想を追求して、自分から物事に飛び込む。

人生の方向性を見直す必要がある。

これまで何とかやり過ごすというのが基本的な生き方だった。仕事の進め方や人付き合い、子どもの育て方もトラブルを避ける、やり過ごすように生きてきたように思う。何か手を打つと厄介事が増えるので、じーっと嵐が過ぎるのを待つようにしていた。もちろんそうじゃないこともあったけど、基本的な作戦は受け身の一手。それぞれの仕事も乗り切る方向で考えていたが、それではまずい。

じゃあ、どうすればいいのか。それぞれの仕事についてどの方向性で進めていくべきか考えるのが良い気がする。仕事以外でも、やりたい方向、理想をちゃんと追求しないといけないと思う。理想を追求し過ぎると物事がうまくいかないような気もするけど、多分今の自分の状況からすると逆だと思う。

理想を追求して、自分から物事に飛び込むことで道が開けるように思う。

報告書駆動プロジェクト振り返り

自分の中の基準が海外にいる間に下がっている気がする。仕事がある程度長期になるとそういう感じになることがままあるのだけど、今回はそれがこれまでになくはっきりと認識できた。

なんとなく、老化、劣化という言葉で前は頑張っていて、今は頑張れないという体裁にしたいのかもしれないが、仕事の体制や意識づけ、行動に大きな原因があると思う。そういったところを改めればもっと高い基準で仕事を進められるはずだ。

一時帰国や休暇というのは一つそういった効果があるかもしれない。後は今の仕事を言葉でしっかり棚卸ししていくのがいいかもしれない。

以前、提案書駆動プロジェクトマネジメントという言葉を思いついたが、報告書駆動プロジェクト振り返りというのが大事かもしれない。そして、振り返りを週1回程度の頻度で行えば、良い気がする。

何をブログに書くか

『神・文章術』を読んでいる。まだ途中だけど、面白い。とりあえずここまででは、書き捨てるという考え方が面白い。

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これまでは何かトピックや記事をベースにブログの投稿の内容を考えていたが、多分それをやると遅かれ早かれネタ切れになって、更新が滞る。それにフミコさんが言う書くことの効能は自分の考えが整理されていくことで、それは小賢しいブログを書くことでは得られないのだと思う。

上手くいかなさそうなことを全力でサポートする

今日は奥さんの提案で急遽ラオス人の知り合いにプレゼントを渡しに行くことになった。ただ、問題はその人の家がはっきりとは分からないし、スマホを使っていないので位置情報を送ってもらうわけにもいかない。電話して村名が分かり、地図で村の位置は確認できた。

そこで、近くまで来たら迎えに来てもらうことにした。結局すれ違った末にちょっと遠くの分かりやすいところで合流できた。合流できて良かったがなかなか心が穏やかじゃなかった。

まずは、提案の時点で合流できないだろうと思ってしまっていた。これまでこういうシチュエーションが何度かあり、うまく合流できないことがあったのでうまくいかないだろうというと考えてしまっていた。

そして、自分一人で行くか、別の日に改めるのが一番で、そうじゃない案はうまくいかないだろうと思っていた。だから、合流できなかった時にやっぱり、という気持ちになった。

後から考えるとうまくいくことを考えずに自分の考えに囚われていたのだと思う。多分、こういう考え方をしてしまったのはこれまでにも何度かある。自分の考えが正しくて、そうじゃないこれはきっとうまくいかないだろう、という考え方。これは特に仕事でまずい。多分考えにバイアスがかかってて、一面的な正解が見えていない。これが老害につながる考えなんだと思う。多くない情報から素早く判断できることはプラスでもあるけど、別の考え方を受け入れない。

また、違ったやり方をうまくいくようにしようという考え方がないと仕事はうまくいかない。

こういうことがあったら必ず一度考えの違いを書き出して、どのやり方で行くのか、うまくやるためにどうしたらいいかをまっさらな気持ちで考えるのが良いと思う。

『チームトポロジー』の感想ツイート面白い。組織構造はソフトウェアのアーキテクチャ

『チームトポロジー』ってチームについての本だと思ってたから組織作りには関係ないかなと思ってたらこんなツイートが流れてきた。

「レイヤー毎に分けるメリットを理解しているはずで、組織構造もそれと同じ話なのかも」という表現はとても良いなと思った。これは組織の課題をソフトウェアアーキテクチャと同じアプローチで取り組めるということか。まずは組織の状況をソフトウェアとして理解することからはじめてみるか。

あと、『チームトポロジー』読むべきか、、、。

土台のしっかりしていないところでどう話をするかが分からない

知り合いと話してて自分の状況がまずいような気がしてきたのでちょっとまとめておく。友人の方が古くからある会社でこちらは設立10年の会社なのだけどいくつか共通点がある。

  • 社員数が少ない
  • 柔軟な意思決定⇔権限がはっきりしていない
  • 他の会社と資本、人事関係がなく外圧がない
  • 次の世代に権限移譲が進んでいない

最初は友人の会社の話を聞いてて、やばいね~と言っていたんだけど、これってもしかすると自分の会社もそのうちこうなるんじゃないかと思い始めた。今の会社不満はないけど、何か手を打たないといけないような気がする。この間もリンクを貼ったけどまさにこれ。

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こういう感じでゲームのルールや楽しさを共有できるようにならないといけない。あと、「ゲームを共有する」という例えに当てはめられないが、一つ解決したい状況がある。それは感覚や価値観に基づく施策の方針の違いをうまく議論の俎上に載せること。売上などは定量的に話ができるが、こういうのをやってみてワクワクしたとか、なんかこういうのが良さそうといった印象での話はうまくできない。もちろん体験できれば、ある程度実体験として理解することができる。この小野さんのようにビットコインをまずは配って、使ってもらえればすっと理解できる。

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ただ、問題はビットコインがどんな感じか理解できるのとビットコインを使いたいかどうかは別で、慣れてないものは誰しもやりたくない。それが一定の出費を伴うならなおさらだと思う。こういうのを変えていくためにどう進めていくか。

課題は分かった気がするけど取り組み方がまだ分からない。

フェイクニュースを他山の石としてメディアリテラシーを高めたい

ツイッターである記事についてのツイートを見た。その記事では、すしざんまいの社長がソマリアの海賊を漁業で生活できるように支援し、数年後に海賊はいなくなったというものだ。

なにも考えずにいい話だな、と思っていたけどフェイクニュースだった。完全に信じ込んでしまった。間違ったニュースを出すのも良くないけど、間違ったニュースに気付かず信じてしまうのも良くない。だからちょっと反省した。次に同じ過ちを犯さないように記事をもう少し読んでフェイクニュースと気づけるポイントを拾ってみた。

まず、この記事は肝心のすしざんまいの社長に話を聞いた日時が書いていなかった。また、発言の後に社長がいつどんな施策が行われたかが書かれていない。全部社長の談話の引用で、何が行われたか事実がない。

また、社長が何かやったならそれが原因として推測できるような情報があるべきだけど、社長の話を受けて、数年後に海賊がいなくなった、とだけ書かれている。

そもそも、この話は良い話だけど、ビジネス的に解決できるならなぜそれまで解決しなかったのか、解決できるならとっくに商社とかが取り組んでいるはず。この辺りの疑問を持つべきだったと思う。

もちろん、いろんな情報を適宜収集するべきだと思うが、入ってくる情報すべてを精査するわけにもいかない。そうすると入ってくる情報を減らすか、入ってきた情報をより精査するか、別の情報源にあたるなどする必要があるだろう。

メディアリテラシーでいうと、この本だったか、この著者から直接聞いたか忘れたが、ドイツの歴史教育では資料を基に議論をしていく形で歴史を学ぶ授業が行われていると聞いた気がする。聞いたのもずいぶん前だし、教授方法も変わっているかもしれない。ただ、文章や資料を批判的に読み込むというのはとても大事だと思う。

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