かざいむ日誌

IT関係で知ったことなどを記事としてあげていきます。内容に不備や質問などあればぜひコメントをよせてください。

お仕事環境を整える(随時改訂)

やりたいことはいくつかあるけど、とりあえず実現したものは以下の3つ

これを取り込んだお仕事環境はこちら。

画像

 

感想

  • 分割キーボードは真ん中にノート置けるし、肩こらない気がするからとても良い
  • 分割キーボードは日本語配列があまりない
  • トラックボールは分割キーボードとの相性がいい気がする
  • トラックボールはカーソルの安定度が増すのに合わせて金額が上がるっぽい
  • Zoomとかで、トラックボール使ってお絵描きしようとすると安物なのでガタガタになるので買い替えが必要かも
  • デュアルディスプレイはまずまず。あった方が良いといった感じ。デュアルディスプレイについては机がある程度広くて、真横に並べられるのが大事な気がする。この写真のレイアウトだと右側のディスプレイは視野のギリギリで、見るときに顔を横に向ける必要がある。移動があるためこのポータブルモニタは良いが、作業場所がある程度固定なら曲面ディスプレイが良いように思う
  • こうやってると、PCも気になってきた。今はLet's NoteのWin10、SSD 500GB、RAM8GB。これはしばらくコード触らないかなと思っての選択だったが、結局コード触っているので、次買う時は、LenovoRyzen積み積み32GBにしようかと思う。

 

今後やってみたいこと

 

  • パソコン台を導入する
  • 曲面ディスプレイを導入する



ワンランク上のExcel、Wordショートカット

 

 

 

 

 

 

『THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法』を読んだ

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この本は興味ある人である篠田真貴子さんのお勧めということもあり手に取ってみた。篠田さんを知ったきっかけと、篠田さんによるこの本の紹介は以下の通り。

igayasuyo.com

note.com

 

この本は読んで正解だったと思ったし、実践するために何度か読み返さないといけない本だと思った。ここでいうチームとは企業の組織論やリーダーシップとは異なる。著者によると優れたチームに共通する文化は以下の3つ。

  • 安全な環境
  • 弱さの開示
  • 共通の目標

ここだけ読むとそれほど目新しいことは言ってないように感じるのだが、この本で特徴的なのはこれらの文化をどう醸成するか具体的な行動やエピソードで紹介している。これを読んだ後に思ったのは、組織論でホラクラシーが良いとか制度面のみに注目されることが多いけど、実際はもっとミクロな行動が伴っていないとうまくいかないし、こういう行動からチームが改善できるというのはとても心強く感じた。

あと、もう一つ面白かったのは、3つ目の共通の目標について、チームを2つのタイプに分けて、それぞれを作るための行動を紹介している。一つは熟練したチーム、もう一つは創造的なチーム。熟練したチームはリッツカールトンとかのイメージだと思う。想像的なチームはプロジェクトチーム。熟練したチームでは価値観をスローガンにして伝えていく。プロジェクトチームでは振り返りやフィードバックで気まずい瞬間が起きるようにするとのこと。

『その仕事、全部やめてみよう』を読んだ

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ブログがとても面白いので時々様子を見ている小野和俊さんの書籍が出版されたのでKindleで読んでみた。ベンチャー企業での経験の後、セゾン情報システムズに就任しており、ある程度大きめの企業での仕事の進め方のアドバイスがあり面白かった。ベンチャー企業としてはDataSpider開発時のエピソードが参考になると感じた。

 

個人的に面白かった箇所をあげていく。

エンジニア風林火山

まずはエンジニアを風林火山の4タイプに分類するエンジニア風林火山。もちろん全部できるスーパーエンジニアもいるが、たいていはそんなことはない。自分をあえて分類するなら林のエンジニアかな、、、。

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「一番近くと一番遠くを見る」

これはあるプログラマーの格言だそう。意味としては、それぞれの領域で短期目標と長期目標の両方を持つべきということ。親としての自分の長期目標・短期目標、プロジェクトのメンバーとしての長期目標・短期目標を設定すべきとのこと。

意見を傾聴して意思決定する方法

意見の割れる課題にたいして、うまく意思決定するにはどうするか。筆者によると、このようにするとのこと。

  • 関係する人全員で集まる
  • 「今日は議論をするのではなく、みんなの意見を聞きたい。それをすべて聞いたうえで、チームとしての方針を決めたい」と宣言する。
  • 意見のある人から順に発言してもらい、反論は控える
  • 全員で最後までその人の話を聞く
  • 全員の意見を聞いたあと「みんなの意見はわかった。チームとしての結論はこうする」とリーダーが決める。

「俺がやった方が早い病」の治し方

対処法としては以下の3つがある

  1. 俺がほめた方が早い
    もちろん、適当にほめるのはダメ
  2. 俺が教えた方が早い
    コツを教える
  3. 俺が見本を見せた方が早い
    これは対抗心を煽る方法なので、相手の性格、時と場合に応じて使う

『 Engineers in VOYAGE ― 事業をエンジニアリングする技術者たち』を読んだ

広告配信などを手掛けるIT企業グループ、Voyage Groupのエンジニアに事業やシステム、開発チームに和田卓人さんがインタビューした内容をまとめた本。

Ajito-FMという、Voyage GroupのPodcastを聞いていて、これまで何となく聞いていた事業や、その文化が分かると思い購入した。

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読んでみた感想としては、他の会社を覗き見している感じでとても面白かった。また、なじみのない業界の業務の流れやシステムについて知れたのも良かった。個人的には第3章の20年級大規模レガシーシステムとの戦いは読んでるだけでしんどくなる内容で、これを戦い切ったというところに希望を感じた。

いくつか面白いエピソードがあり、それを読むのも楽しかった。

  • ついカッとなってパッチを投げまくっていた
  • 銀の弾丸はないので、鉛の弾丸を打ちまくっていく作戦
  • 葬り無双
  • 「部屋のドアノブを回すと風呂の底が抜ける」ようなシステム

全体として、Ajito-FMを聞いていて感じるような、技術で事業に貢献するというのがはっきり見えて、あるべき姿かなと思った。

『ワークマンは 商品を変えずに売り方を変えただけで なぜ2倍売れたのか』を読んだ

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前半はすごく面白くて、後半はちょっと飽きちゃった。

土屋専務は三井物産から60歳でワークマンに入社。ワークマン会長の親戚に声をかけられたとのこと。入社してから2年間はITやサプライチェーンなどのインフラの構築に時間を割いた。また、いろんな若手の話を聞く、とやっていたそう。

ワークマンは元々オペレーションがしっかりしており、全てマニュアル化されていた。

2章からがデータの話。

勘と経験がきかない、新しい分野だからがちがちに分析をする。もともとデータは会社になかったがデータ経営を目指した。販売データの異常値を発見したり、次の打ち手を考えるのが目的なので、Excelで十分。データサイエンティストは不要。以前と違い、データを分析できる人が部長になっている。出店も同時期に複数出してABテストを行う。加盟店の募集広告も別のタイプを試して比較している。

『ネットワークがよくわかる教科書』を読んだ

Kindle版で読んだ。これは固定レイアウトなので、PCで読んだけど、Kindleタブレットで読めたらもっと良かった。まぁ、図解が多いので仕方ないけど。ネットワークの基礎知識を過不足なく表現していて、基本情報などの試験で出てきたキーワードがうまくつながったので読んで良かった。この本はたぶんもう1度くらい読んで、もう少し内容を整とんして理解したい。中で面白いエピソードは、MIMOについてで、通信の際に邪魔者扱いされるノイズを利用することで情報の伝達効率を上げるとのこと。無線、電波についてはふわっとした知識だったのでこの本で知識を補えてよかった。

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