講演会に行ってきました。(Rochelle Kopp: 自分の組織でチェンジメーカー(変革を起こす人)になる方法)
今日はこのイベントに行ってきました。
今日の講演の動画はFacebookで公開されてました。詳しい内容はこちらを↓。
スライドも共有していただきました。
テーマは自分の組織で変革を起こすにはどうしたら良いかというもの。頭に残ったことをメモしておく。
組織の文化を変える手順は、Unfreeze→Change→Freezeするということ。最後にFreezeするのは変革を定着させるために必要。
より細かい手順では以下の8つのステップで進める。
1.危機意識を高める
2.変革推進のための連帯チームを作る
3.ビジョンと戦略を生み出す
4.変革のためのビジョンを周知徹底する
5.従業員の自発を促す
6.短期的成果を実現する
7.成果を生かして、さらなる変革を推進する
8.新しい方法を企業文化に定着させる
もし、5.で副作用が起きた場合は、一度改革を止めて原因を分析して、対策を行い、もう一度取り組むと良い。
Nothing succeed like a success.
成功事例が大事。成功したらそれが文化になる。
組織のトップから変革を起こしたい場合は、戦略を具体的なものに落とし込む必要がある。逆に、下から変革を起こしたい場合は危機感の共有が必要で、それが難しい場合は、先にチームで6.の短期的成果を生み出してそれを元に推進する。
重要なのは一人で抱え込まずに他人を巻き込むこと。また、今まではダメというのではなく、今までを元にさらに良くするという考え方で行う。今までの良いところをはっきりさせると、大事なところは変えないというのを示しやすい。
感想としては、自分の会社では、3.ビジョンと戦略を生み出す、4.変革のためのビジョンを周知徹底するの2点をもっと進めたい。今は危機感の共有は出来ているけど目指す姿が共有出来ていなくて、ベクトルが分散している感じ。
もう1つロシェルさんの言葉ではっとしたのは、危機意識を高めるには、現実に何が起きているかを知るのが大事、Get out of the building、現地・現物で確認するということ。お客、ターゲットのところに行って何が起きているかをしっかり観察すること。
言葉では分かってたけど、出来てなかったなぁ、、、。スキルアップなどの準備は考えていたけど現場にアプローチするまではやれていなかった。
参考リンクを追記
レヴィンとコッターの変革モデル
コッターの8段階の変革モデル