Open Data Kitというものを紹介します。
フィールドワークでデータを収集する際に利用できる
オープンソースのプラットフォームです。
用途としては、どこでどのような野鳥を見たかを記録する、
地雷の場所の情報を記録する、などの用途で利用されるようです。
システムはサーバー、デスクトップ、Android用で構成されているようで、
流れとしては、エクセルファイルで記録したい項目をフォームとして設定、
Androidに取り込む。
Androidで、メモ、写真の撮影、位置情報の添付を行い、保存。
ネットワーク接続がある時にサーバーに送信し、
サーバー上、またはGoogleMap上で表示されるという仕組みのようです。
サーバーは自分で立ててもいいし、Open Data Kitに対応した
Webサービスがいくつかあるようです。
このOpen Data Kitには、スピンオフで地図機能を特化したAndroidアプリ
GeoODKというものがあって、記録をした場所がどこなのか
アプリの地図上にピンで表示してくれます。
また、このアプリはオフラインでも地図が参照出来るようなので、
僻地でも地図が参照できます。
さらに、Open Data Kit、GeoODKのいずれもオープンソースなので、
これを元にシステムを開発することも出来るのではないかと思います。